三つ折りパンフ及び当該ページの内容を元に当社にて構成のたたき台を作成。
その他資料があればご提供ください。

さい帯血ってなに?

胎盤とへその緒(さい帯)の中に含まれる血液のことです。さい帯血はあかちゃんの血液です。 さい帯血の中には、赤血球、白血球、血小板などを造り出す造血幹細胞がたくさん含まれています。 このさい帯血を、白血病、再生不良性貧血などの血液難病や、先天性免疫不全などの造血幹細胞移植により治癒可能な病気の治療に用います。

さい帯血の中の造血幹細胞は、骨髄の中の造血幹細胞よりも増殖力が旺盛で、移植免疫反応が軽いという特徴があります。骨髄採取と比べてドナーへの負担がまったくないという利点もあり、新しい治療法として確立されました。

さい帯血バンクは、採取されたさい帯血を処理・凍結保存し必要な検査を行った上で、患者さんに適合したさい帯血を移植病院に提供しています。
凍結保存されたさい帯血の情報(細胞数,HLA、血液型等)は、「造血幹細胞移植情報サービス」のホームページに登録・公開されます。 
移植病院は、登録されたさい帯血から患者さんに適合するさい帯血を選び、移植治療を行っています。